『日本に生まれる』の遊び方・やり方
「日本に生まれる」は、日本のどこかの都道府県に、ある年に、ある家庭の子として生まれ、一生を1年ずつ生きる人生シミュレーターです。このページでは、はじめての人に向けて、どこで遊べるか、遊び方の流れ、設定で変えられること、生まれの決まり方、主な分かれ道、結果画面の見方、特別版の選び方までを、順番に説明します。
どこで遊べる? スマホでもPCでも、ブラウザですぐ
「日本に生まれる」は、スマホでもPCでも、ブラウザでそのまま遊べます。アプリのダウンロードも会員登録も要らず、無料です。トップページを開いて「生まれる」を押せば、すぐに一生が始まります。
- ホーム画面に追加: メニューの「ホーム画面に追加する」から追加すると、アイコンから1タップで開けて、アプリのように使えます。
- 英語版: 英語で遊べる「Born in Japan」もあります。海外の友だちにすすめるときに便利です。
遊び方は4ステップ
1. 「生まれる」を押す
トップページの「生まれる」を押すと、日本地図の上で生まれる都道府県が決まります。続いて、出生届のような記録に、名前・生まれ年・性別・大事にしていること・世帯年収(実家の暮らし向き)・家庭(ふたり親かひとり親か)・きょうだい・親の学歴が並びます。名前は、その生まれ年に多かった名前と、生まれた県に多い名字などから決まります。「人生をはじめる」を押すと、0歳から人生が動き出します。
2. 1年ずつ、人生を見守る
1年ごとに年齢が進み、その年の出来事が記録されていきます。純資産と今年の収入、人生地図(1マスが1年で、幸福だった年ほど濃い)、同じ性別で生まれた人の生存曲線も、画面で移り変わります。バブルや震災、改元など、昭和・平成・令和の約130の出来事には、そのときの年齢で出会います。6歳からは「今年の重点」(子どものころなら勉強・友だち・運動など、大人になれば仕事・家族・健康・学び直しなど)を選べ、いつでも変えられます。

3. 分かれ道で決める(おまかせもできる)
ときどき「分かれ道」のカードが出て、進路や仕事、結婚、住まいなどを選びます。選択肢ごとに、どんな変化がありそうかの短い説明がついています。迷ったら、「おまかせの選択」の印がついたもの(よくある選び方)を選べば大丈夫です。カードを「いったん下ろす」と、人生の様子を見てから決められます。「これからの決断をおまかせにする」を押すと、そのあとは自動で選ばれます。
4. 最期を迎えて、結果を見る
寿命を迎えると、結果画面に移ります。同じ生まれの人たちの中での順位、称号、生涯の収入や純資産、あなたが生きた時代の出来事などがまとめて出ます。見方は結果画面の見方でくわしく説明します。1回の長さは、おおむね10〜20分です。
設定で変えられること
| 設定 | できること | 場所 |
|---|---|---|
| 進む速さ | ×1・×2・×4・×8・×16から選ぶ。一時停止もできる | 人生の画面の下 |
| 次の決断まで | 次の分かれ道まで一気に進める | 人生の画面の下 |
| おまかせ | オンにすると、分かれ道でよくある選択が自動で選ばれる | 人生の画面の下、分かれ道のカード |
| 世代 | 「おまかせ(出生数に応じて)」か、団塊の世代(1947〜1951年生まれ)・昭和30年代生まれ(1955〜1964年)・バブル世代(1965〜1970年)・就職氷河期世代(1971〜1982年)・ゆとり・さとり世代(1983〜1995年)・Z世代(1996〜2010年)から選ぶ。生まれ年はその中でランダム | メニューの「設定」 |
| 決断の多さ | 少なめ(大きな決断だけ)・ふつう・多め(子ども時代の小さな決断も)から選ぶ。はじめは「多め」 | メニューの「設定」 |
| 音楽 | 音楽を流すか流さないか | メニュー、人生の画面の「♪」 |
| 今日の生まれ | その日に遊ぶ全員が同じ生まれから始める。友だちと結果を比べやすい | トップページ、メニューの「遊ぶ」 |
生まれる都道府県を決めて始めたいときは、都道府県別のページから各県の「◯◯に生まれてみる」を押すと、その県に生まれる設定で始まります(世代や家庭はふつうどおりランダム)。世代別のページの「この世代に生まれてみる」や、生まれ年別のページからも、その世代で始められます。
生まれはどう決まる?
生まれの条件は選べず、統計にもとづいてランダムに決まります。
- 都道府県: 各都道府県の人口に比例して決まります。人口の多い東京や神奈川、大阪に生まれやすく、鳥取や島根には生まれにくくなっています。
- 生まれ年: 世代ごとの生まれた人の多さに応じて世代が決まり、生まれ年はその世代の中から決まります。
- 家庭の経済状況: 実家の暮らし向きが、全国の中でどのあたりかで決まります。相対的貧困の家庭に生まれることもあります。割合は国民生活基礎調査の子どもの貧困率がもとです。
- ひとり親: ひとり親の家庭に生まれる割合も、同じ調査の値を使っています。
- きょうだい: 0人から数人まで。上の世代ほど、きょうだいが多くなりやすくなっています。
- 親の学歴: 親が大学を出ているかどうか。実家の暮らし向きや世代によって変わります。
- 性別・大事にしていること: 性別もランダムに決まります。生まれ持った「大事にしていること」によって、選ぶ道が変わることもあります。
生まれの差がどれくらい人生に響くかは「親ガチャ」、日本に生まれること自体の確率は「日本に生まれる確率」で、統計を使ってくわしく解説しています。
主な分かれ道
ゲームで出てくる分かれ道の例です。どれが出るかは、生まれや、それまでの選択、決断の多さの設定によって変わります。
| 時期 | 分かれ道の例 |
|---|---|
| 子どものころ | 好きなことを見つけよう、部活を決める、犬を飼いたい、小学校受験 |
| 進学 | 高校の進路、高校卒業後の進路(大学・専門学校・就職)、文系か理系か、学ぶ分野、大学院に進むか、留学 |
| 仕事 | 最初の仕事(業界)、会社の規模、転職を考える(人生で3回)、独立するか、起業するか、海外駐在の打診 |
| 恋愛・結婚・家族 | 恋が訪れました、恋人を選ぶ、子ども、夫婦の危機 |
| 住まい・お金 | 住まい(賃貸か購入か)、お金の置き場所、老後に向けた運用の見直し、車を買おうか?、宝くじを買ってみようか? |
| 暮らしの小さな場面 | タバコ、一本どう?、お酒を飲んだ夜、危ない誘い、親戚がお金の援助を頼んできました、田舎へ移ろうか? |
| 人生の後半 | 親の介護、定年のあと、新しい趣味を始めようか?、遺言書を書こうか? |
分かれ道のほかにも、交通事故や犯罪に巻き込まれる、病気になる、といった選べない出来事も起こります。

結果画面の見方
人生を終えると、次のような内容が並びます。
- あらすじと称号: どこで生まれ、どう生き、何歳で亡くなったかのあらすじと、その人生に合った称号が出ます。称号は100種類以上あり、これまでに見つけた数も表示されます。
- 同じ生まれの中での順位: 同じ生まれの条件で160通りの人生を試算し、純資産・生涯の額面収入・寿命のうち、いちばん上位だったものを「同じ生まれ160通り中、純資産は上位3%」のように示します。人生の価値の順位ではありません。
- 生まれのめずらしさ: 地域・世代・性別・暮らし向き・家庭の組み合わせが「約700人に1人」のように出ます。
- 数字: 生涯の額面収入(標準ケースとの比較)、生まれだけの差、公的年金の月額、最後の純資産、幸福の平均。
- 記録: 生まれたときの条件、選んだこと、人生の主な出来事、すべての記録。
- あなたが生きた時代: 生きていたあいだの日本の出来事を、そのときの年齢つきで振り返れます。生まれる前の日本や、スポーツ・文化・暮らしの出来事も見られ、生まれ年のページ(/umare/)へのリンクもあります。
- シェア: 出生届ふうの結果カード、名場面3枚、約20秒の予告編、縦長の写真をつくって、X・LINE・Threadsで共有したり、リンクをコピーしたりできます。リンクを開いた人は、あなたと同じ生まれから人生を始められます。
- もう一度: 「同じ生まれで、別の選択をする」で同じ条件からやり直したり、「別の人生を生きる」で新しく生まれたりできます。
終えた人生は、名前やメモを載せずに匿名で「みんなの人生」に並びます(載せないこともできます)。

特別版の遊び方
トップページの「特別版」には、その人生に入りやすい生まれから始まる特別版が、歴史特別編を含めて40あります。どこまで行けるかは、ふつうの人生と同じく運と選択しだいです。
- 探す: 検索バーにことば(例: 野球・恋愛・戦争・旅・お金)を入れるか、「仕事」「恋愛」「夢」「家族」「旅」「お金」「歴史」のテーマで絞り込めます。
- 始める: カードの「生まれる」を押すと、すぐにその人生が始まります。
- 入り口ページ: 「詳細を見る」から、その人生で起きることや関係する統計、よくある質問を読んでから始められます。
たとえば、首相になる、就活に生まれる(卒業する年を選んで就活に挑む)、戦時中に生まれる、日本一周の旅人、推し活、別班などがあります。歴史特別編では、織田信長として生きるのように、史実の分かれ道を選べます。
『80億分の1』との違い
人生シミュレーター『80億分の1』は、世界172か国が舞台で、日本語でも遊べます。「日本に生まれる」は、舞台を日本の47都道府県にしぼり、1947〜2010年の生まれと、昭和・平成・令和の出来事を、日本の公的統計をもとに体験する作品です。1回の長さも、『80億分の1』は約30分・約1時間・約1時間30分から選べるのに対し、「日本に生まれる」はおおむね10〜20分です。舞台・遊び方・データの扱いの違いは「『80億分の1』の日本版はある?」で表にして比べています。
「日本に生まれる」は『80億分の1』およびその開発元とは関係のない、独立した作品です。作品名は比較・紹介のために記載しています。記載の作品名は、各社・各権利者の商標または登録商標です。
使っている統計
寿命・賃金・進学率・結婚・出産・離婚・年金・貯蓄などは、簡易生命表・賃金構造基本統計調査・人口動態統計・家計調査・学校基本統計などの公的統計をもとにしています。統計がないところ(家賃・住宅価格・運用の期待収益など)はゲーム上の仮定で補い、どこが実データでどこが仮定かを「解説の一覧」で領域ごとに分けて公開しています。統計で見た日本人の一生は「日本人の平均的な人生」にまとめています。
よくある質問
『日本に生まれる』はどこで遊べますか?
スマホやPCのブラウザで遊べます。無料で、登録もダウンロードも要りません。ホーム画面に追加すると、アプリのように開けます。
1回にどのくらい時間がかかりますか?
おおむね10〜20分です。速さを×1〜×16で変えたり、「次の決断まで」で進めたり、分かれ道を「おまかせ」にしたりできます。
生まれる年や都道府県は選べますか?
世代はメニューの「設定」で選べ、生まれ年はその世代の中でランダムに決まります。都道府県は、都道府県別のページの「◯◯に生まれてみる」から始めると決められます。性別や家庭などは、いつもランダムです。
決断が多くて大変なときは?
「おまかせ」をオンにすると、よくある選択が自動で選ばれます。メニューの「設定」で決断の多さを「少なめ(大きな決断だけ)」にすることもできます。
友だちと同じ条件で遊べますか?
「今日の生まれ」なら、その日に遊ぶ全員が同じ生まれから始まります。結果の共有リンクを開いた人も、あなたと同じ生まれから人生を始められます。
『80億分の1』の日本版ですか?
いいえ。「日本に生まれる」は『80億分の1』およびその開発元とは関係のない、独立した作品です。日本だけを舞台にした人生シミュレーターです。
まとめ
「日本に生まれる」の遊び方は、「生まれる」を押して、1年ずつ人生を見守り、分かれ道で決めて、最後に結果を見る、の4ステップです。迷ったら「おまかせ」、時間がないときは速さを上げるか決断を「少なめ」に。同じ生まれでも、選び方と運しだいで一生は大きく変わります。まずは一度、日本のどこかに生まれてみてください。
人生シミュレーション「日本に生まれる」を遊ぶ(無料・登録なし)
関連: 『80億分の1』の日本版はある? / 日本に生まれる確率 / 日本人の平均的な人生 / 親ガチャ / 世代別の解説 / 生まれ年別