就職氷河期世代とは
バブル崩壊後の雇用環境が厳しかった1993〜2004年ごろに就職活動をした世代です。国(内閣官房・厚生労働省)の支援施策は、この就職活動の時期で定義しています。
| このページで集計する生まれ年 | 1971〜1982年(昭和46年〜昭和57年) |
| 2026年の年齢(誕生日のあと) | 44〜55歳 |
| この間の出生数 | 21,623,743人(約2,162万人) |
| 出生数が最も多い年 | 1973年(2,091,983人) |
就職氷河期世代とは
バブル崩壊後、企業が採用を大きく減らした時期に学校を卒業し、就職活動をした世代です。望んだ仕事に就けなかった人や、非正規の仕事が続いた人が多かったことから、国が支援の対象としてきました。「ロスジェネ(ロストジェネレーション)」と呼ばれることもあります。
国の定義は生まれ年ではなく就職活動の時期によるものです。厚生労働省は「平成5年(1993年)〜平成16年(2004年)頃に就職活動を行っていた方々」を就職氷河期世代としています。内閣官房の資料も、支援対象を「雇用環境が厳しい時期(1993〜2004年)に就職活動を行った」人としています。
生まれ年に直すと、高校を出て就職した人と大学を出て就職した人で数年ずれます。このページでは、大学4年生(22歳)の就職活動の年が1993〜2004年にあたる1971〜1982年生まれを集計の範囲にしています(高校卒業で就職した人なら、おおむね1975〜1986年生まれにあたります)。
定義の出典: 厚生労働省「中高年の活躍支援」(「平成5年(1993年)〜平成16年(2004年)頃に就職活動を行っていた方々を就職氷河期世代と言います」) / 内閣官房 就職氷河期世代支援推進室「就職氷河期世代等の支援について」(2025年4月25日)
何歳で何を経験したか
1971〜1982年生まれの人が、その年に迎えた年齢です(誕生日のあと。まだ生まれていない人は除く)。
| 年 | 出来事 | 年齢 |
|---|---|---|
| 1972 | 沖縄の本土復帰と日中国交正常化 | 0〜1歳 |
| 1978 | 成田空港の開港 | 0〜7歳 |
| 1985 | プラザ合意 | 3〜14歳 |
| 1986 | 男女雇用機会均等法の施行 | 4〜15歳 |
| 1987 | 国鉄の分割民営化 | 5〜16歳 |
| 1989 | 昭和から平成へ | 7〜18歳 |
| 1990 | 大学入試センター試験の開始 | 8〜19歳 |
| 1990 | 株価の急落と総量規制 | 8〜19歳 |
| 1991 | 湾岸戦争とソ連の崩壊 | 9〜20歳 |
| 1993 | 就職氷河期の始まり | 11〜22歳 |
| 1995 | 阪神・淡路大震災 | 13〜24歳 |
| 1997 | 消費税5%と大手金融機関の破綻 | 15〜26歳 |
| 2001 | アメリカ同時多発テロ | 19〜30歳 |
| 2002 | 日韓ワールドカップ | 20〜31歳 |
| 2004 | 新潟県中越地震 | 22〜33歳 |
| 2008 | スマートフォンの登場 | 26〜37歳 |
| 2008 | リーマン・ショック | 26〜37歳 |
| 2009 | 裁判員制度と政権交代 | 27〜38歳 |
| 2011 | 地上デジタル放送への移行 | 29〜40歳 |
| 2011 | 東日本大震災 | 29〜40歳 |
| 2014 | 消費税8% | 32〜43歳 |
| 2016 | 熊本地震 | 34〜45歳 |
| 2016 | 選挙権が18歳から | 34〜45歳 |
| 2019 | 平成から令和へ | 37〜48歳 |
| 2020 | 新型コロナの流行 | 38〜49歳 |
| 2021 | 東京オリンピック・パラリンピック | 39〜50歳 |
| 2022 | 成人年齢の引き下げとウクライナ侵攻 | 40〜51歳 |
| 2023 | 新型コロナが5類に | 41〜52歳 |
| 2024 | 能登半島地震と新しいお札 | 42〜53歳 |
| 2025 | 大阪・関西万博 | 43〜54歳 |
公的統計で見る就職氷河期世代
| 生まれ年 | 出生数 | 18歳で入る年の大学進学率※1 | 高3の年の有効求人倍率※2 | 大学4年の年の有効求人倍率※2 |
|---|---|---|---|---|
| 1971年 | 2,000,973 | 24.4% | 1.25 | 0.76 |
| 1972年 | 2,038,682 | 25.4% | 1.40 | 0.64 |
| 1973年 | 2,091,983 | 26.3% | 1.40 | 0.63 |
| 1974年 | 2,029,989 | 27.9% | 1.08 | 0.70 |
| 1975年 | 1,901,440 | 30.0% | 0.76 | 0.72 |
| 1976年 | 1,832,617 | 31.9% | 0.64 | 0.53 |
| 1977年 | 1,755,100 | 33.3% | 0.63 | 0.48 |
| 1978年 | 1,708,643 | 34.8% | 0.70 | 0.59 |
| 1979年 | 1,642,580 | 36.3% | 0.72 | 0.59 |
| 1980年 | 1,576,889 | 38.0% | 0.53 | 0.54 |
| 1981年 | 1,529,455 | 39.5% | 0.48 | 0.64 |
| 1982年 | 1,515,392 | 39.8% | 0.59 | 0.83 |
1971〜1982年に生まれた人は合わせて21,623,743人で、最も多いのは1973年の2,091,983人です。18歳で大学に入る年の大学(学部)進学率は24.4〜39.8%(男性33.3〜47.2%、女性15.1〜32.5%)でした。大学4年生にあたる年の有効求人倍率(年平均)は0.48〜0.83倍です(1倍を下回ると、求職者より求人が少ない)。
国の支援とその後の就業状況
内閣官房の資料によると、国は骨太方針2019で3年間(2020〜22年度)の集中支援として「就職氷河期世代支援プログラム」を設け、2023〜24年度を「第二ステージ」としました。同じ資料は、総務省「労働力調査」から、この世代の中心層(2019年時点で36〜45歳、2024年時点で41〜50歳)の正規雇用労働者が2019年平均の923万人から2024年平均の934万人に、不本意非正規雇用労働者が46万人から35万人になったとしています。
出典: 内閣官房「就職氷河期世代等の支援について」2025年4月25日(出典: 総務省「労働力調査」)
ゲームの試算:就職氷河期世代の人生を1,500通り
人生シミュレーター「日本に生まれる」で、1971〜1982年生まれの人生を1,500通り動かしました。生まれ年は実際の出生数に比例して選び、決断はすべておまかせです。統計ではなく、ゲームの試算です。
| 項目 | 試算 |
|---|---|
| 亡くなった年齢の平均(寿命の試算) | 83.4歳 |
| 大学・大学院を卒業する | 41% |
| 50歳までに結婚したことがある(50歳まで生きた人のうち) | 73.4% |
| 30歳で正社員・正規の職員 | 66.8% |
| 60歳で持ち家に住んでいる | 43.8% |
| 子どもの数(平均) | 1.48人 |
| 生涯の額面収入(中央値・男性) | 2.05億円 |
| 生涯の額面収入(中央値・女性) | 1.27億円 |
| 65歳の純資産(中央値、家を含む) | 2,320万円 |
ゲームの「就職氷河期世代」も1971〜1982年生まれです。ゲームでは、この世代の正規雇用の割合を低めに設定しています。
実データこのページの統計
- 出生数・合計特殊出生率: 厚生労働省「人口動態統計」(日本における日本人。1972年までは沖縄県を含まない)
- 大学進学率: 文部科学省「学校基本調査」(大学(学部)入学者数を3年前の中学校卒業者数で割った値。浪人して入った人を含む)
- 有効求人倍率: 厚生労働省「一般職業紹介状況」(年平均。ハローワークの求職者全体の値で、新卒者だけの倍率ではない)
- 世代の定義: 各ページに挙げた公的機関の資料
仮定ゲームの試算
- 「ゲームの試算」の表は、人生シミュレーター「日本に生まれる」で、おまかせの選択のまま一生を動かした結果です
- 賃金や寿命などは公的統計をもとにしていますが、結婚・転職・資産運用などには出典のない仮定を含みます。まだ来ていない年(2026年より後)の出来事も、ゲーム上の想定です
- 金額は物価上昇を除いた現在の価値です。数ポイント程度の誤差があります
ゲームでは「就職氷河期世代」(1971〜1982年生まれ)として始まり、生まれ年・都道府県・家庭はその中でランダムに決まります。
よくある質問
就職氷河期世代とは?
バブル崩壊後の雇用環境が厳しかった1993〜2004年ごろに就職活動をした世代です。国(内閣官房・厚生労働省)の支援施策は、この就職活動の時期で定義しています。
就職氷河期世代は何年生まれ?
このページでは1971〜1982年(昭和46年〜昭和57年)生まれとしています。公的機関の資料の定義にもとづく範囲です。
就職氷河期世代は今何歳?
2026年の誕生日のあとで44〜55歳です。
就職氷河期世代は何人?
1971〜1982年の出生数は合わせて21,623,743人(約2,162万人)です(厚生労働省「人口動態統計」)。
就職氷河期世代の大学進学率は?
18歳で大学に入る年の大学(学部)進学率は24.4〜39.8%でした(文部科学省「学校基本調査」、浪人して入った人を含む)。
ほかの世代
- 団塊の世代1947〜1949年生まれ
- しらけ世代1950〜1955年生まれ
- 新人類1961〜1965年生まれ
- バブル世代1965〜1970年生まれ
- 団塊ジュニア1971〜1974年生まれ
- ゆとり世代1987〜2003年生まれ
- さとり世代1987〜1995年生まれ
- Z世代1996〜2010年生まれ
生まれ年別
1971年 1972年 1973年 1974年 1975年 1976年 1977年 1978年 1979年 1980年 1981年 1982年